虫篭

ダンジョン飯について書くブログ。

ダンジョン飯 第81話「郷土料理」感想など

この記事何?

ダンジョン飯』の備忘録を兼ねた感想(とちょっとだけの考察)になります。

私がいままで書いてきた『ダンジョン飯』各話の考察やメモについては、カテゴリ一覧の「ダンジョン飯」からお願いします。同作品の考察については、今後もこのカテゴリで記事を更新するつもりです。

misakub0.hatenablog.com

なお、今回取り上げる第81話は、'22年2月14日現在、単行本未収録です。ネタバレしかないので、単行本派の方は気をつけてください。

と、ここまでがいつもの能書きですが、念のため付け加えておきます。

このブログの感想記事の主たる目的は「自分のための備忘録」であり、公開する目的は「既に読んだ人向けの共有」です。間違っても「ネタバレ」を共有してPV数を稼いで収益につなげるようなことを目的としていません。

以前から引用を最低限にとどめるなど気を付けているところですが、私の意思表明として、改めてここに記しておきます。

第81話「郷土料理」

安い道具の方が気兼ねなく使えて困らないの、あるあるですね……

扉絵

料理の知識がなさ過ぎて読み解けないのが悲しい。

シュローが抱いてるのは蕎麦、足元にあるのはせいろかな?

ドッペルゲンガー

鏡が弱点、と言うのは以前どこかで聞いた気がしますが適当にググったら出てきませんでした。しかし、この魔物の話す内容は、マルシルの記憶から翼獅子が抜きだしてからドッペルゲンガーに書きこんだのか……ホント翼獅子の趣味は最悪(厳密に言うと人間離れしている)ですね。

話し方が父親視点というのもあって、理解が難しい。しばらくしてまた考えたいところです。さすがに内容が本当のこと、というのは疑いなく信じていいところだと思いますが……

マルシル父の老いのエピソードが胸に迫るものがありました。シスルに「ともに食卓を囲むものはいない」的なことを言われてたとき以来かな……マルシルの願いの由来的なところで胸を締め付けられたのは。

あと関係ないですが、タコの絵がめちゃくちゃ上手くてビビりました

マルシルの野望

まあそれはさておき、ライオスを通じてマルシルが抱く根源的な怖れが共有されて、やっとここまで来たか……という感じですね。

「夢での出来事はすっかり忘れていたんだが……」

「俺が焚きつけたんだ」

に辿り着いた……まあ前回(第80話)でマルシルの口から野望自体は語られていましたが、やはり今のマルシルのことを理解するには、ここでようやくスタートラインと言う感がある……

唯一のカギとなっていたライオスの記憶の扉が開くきっかけが、翼獅子の作ったドッペルゲンガーのおかげというのは腹立つところですが。そして、それが二郎系ラーメンにつながるとは思っていませんでしたが。

話が逸れますが、ラーメンを食べるマルシルの表情の豊かさには唸らされた。結構すごくなかったですか? 個人的にはライオスに味を聞かれているコマの表情が一番好きです。

結局ラーメンが故郷の味なのかは分からなかったですが……てか多分違うし……となると、単に匂いで気になって来ちゃったのか、マルシル……それでいいのか。でも完食&完飲したということは美味しかったんでしょうね。食べてる反応も良かったし。

しかしその美味しい二郎系ラーメンをもってしても説得は失敗。変わらず地上を目指す気満々のマルシルを止める術はないのか……と、ここまで書いてアレですが、有効ですね、飯。

今回のマルシルなんて言ってしまえばラーメン食べて帰っただけですが、逆に考えれば飯があればとりあえず対話のテーブルには就いてくれる可能性があるわけです。

とはいえ、マルシルの野望の由来を知った(思い出した)ライオスの言葉がなんか足りないのも事実。もう一押し何かが必要なのか……それはいったい何なのか。

今後の展開

クライマックスに近づいている感じ……ライオス、がんばってくれ、と祈ることしかできませんね。

しかし二郎系ラーメンは衝撃だった……

以下雑記

ハルタについて

相変わらず表紙がいいですね(前号と同じこと言ってる)! 定期購読特典のサコッシュも嬉しい……嬉しいんですが、もったいなさすぎてまだ袋から出せてません。だから内心サコッシュだという確信が持ててない。袋から出したらふろしきでしたとかだったらどうしよう……(なんの心配?)

さて、中身ですがまずは『帝都影物語』!
気になって読んではいるのですが、今回出てきた夏宮様って初登場ですかね。こういうお目々ぱっちりキャラは正直好みです。2話でちょっと影が見えてた時は黒髪だと思ってましたが、今回の感じだと明るめの色みたいですね。
しかしこの作品、一矢(影)がひたむきで前向きだからまだ助けられていますが、この作品の背景は本当に熾烈な皇嗣争いなので、これからはもっと暗くなっていくのかな……と思いつつ次回を待っています。

恋の絶望行進曲』は百合オタク的に気になりますね、といったのが前回でしたがやっぱ今回も気になっておりました。

レイを弄んでその反応を見て楽しむアミ。レイはこんな子に関わるなよ……と思いつつ、まあレイもレイでベタ惚れなんで仕方ないですねこれは……

今のところ、レイはある意味でアミの「特別」になれてるからアドバンテージはあるのかもしれませんね。モブに「優しいよね」って言われてる時のアミの表情を見るに。

ここからレイを好きになる第三者が出てきたりすると、いよいよ「絶望」行進曲の様相を呈しそうですが、「百合はミクロが美しい」みたいな不文律があるので、それはないかな、とも思いつつ。

これは多人数絡んでもつれる百合に私が明るくないゆえの思い込みかもしれないですが、どうも百合作品とラブコメの違いとして、あからさまに損する役回りの子が少ないことがある気がしています。まあ百合作品も報われない恋は多いのですが。

読切だと『鬼はよく燃えているか』。私がヤクザモノ好きなことで好みによる加点要素があること、そして肝心のトリックがどこかで見覚えあるやつで早々に気付いてしまったという減点要素があること、その二点を差し引いても面白かったです。
いい感じに狂った最所さんのキャラが作り出すテンポがいいですね。
しかしこの手の謎解きモノはネタを作るのが大変そう。作者さんは凄い。

新連載の『キラキラとキラキラ』。なんだろう、これは……
私は男塾(のギャグパート)とか結構好きなので読めると思うのですが、とりあえず続きが気になるは気になりますね。このテンションでどこまで持つのか。

そして、私が注目している『司書正』。

第4話の感想で

misakub0.hatenablog.com

今回はタイトルが「楊歆」ということで、見慣れぬ「歆」の字を調べてみたところ、「むさぼる。また、欲しがる。望む」の意味があるとのこと。蔵書樓の価値を理解しない新王をよく思わない歆がいつか無茶をしでかすんじゃないかと心配でならない……

と書いてましたが、歆はやらかしましたね……追放で済んでまだよかったですが。

側女の選ばれ方(『特別な気脈』云々)であったり、歆を押しのけたときに発揮されたキビの特別な力(?)と選ばれ方の関係であったり、気になる謎がまた増えた……続きが楽しみです。

ハルタ以外について

まずは、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします……とはいえもう2月ですね(笑)

まずは、よかったことから。

何となく申し込んだウマ娘の4thイベント1日目の現地観覧チケットが当たりました。

3月5日開催で、オミクロン株の影響もあり有観客で実施されるか、というか開催自体がかなーり怪しい感じですが、どうか無事開催されてくれ、と言う思いです。

うまぴょい伝説や、個人的に思い入れのあるアニメ2期の曲を生で聴いてみたいので………まあ前回のライブでも結構やってくれましたが、そのときは配信で見ていたのでやっぱり生で聴きたい! 見たい!

わるいこと。

仕事が死ぬほどつらいです。終わりの見えない戦いはしんどいので早く楽になりたい~~~~
仕事嫌すぎてこんな時間(午前二時)まで起きてますが、さっさと寝るべきですね。おやすみなさい!