虫篭

ダンジョン飯について書くブログ。

ダンジョン飯 第80話「食物連鎖」感想など

この記事何?

ダンジョン飯』の備忘録を兼ねた感想(とちょっとだけの考察)になります。
私がいままで書いてきた『ダンジョン飯』各話の考察やメモについては、カテゴリ一覧の「ダンジョン飯」からお願いします。同作品の考察については、今後もこのカテゴリで記事を更新するつもりです。

misakub0.hatenablog.com

なお、今回取り上げる第80話は、'21年12月26日現在、単行本未収録です。ネタバレしかないので、単行本派の方は気をつけてください。

第80話「食物連鎖

左手デバイスは使ったことないですが、レジストリを弄ってCapsLockキーを半角全角に置き換えたら便利でしばらくそうしていたのを思い出します。

OSを再インストールした時に再設定しないでそのままなので、今は普通の配置なのですが……CapsLockも年に数回は使いますしね。

扉絵

マルシルの口元が隠れているのがとにかく怖い。

「目は口程に物を言う」というけれど、口は言葉だけでなく、その形をして表情の一部となし、感情を雄弁に物語りますからね……

イヅツミ

なんか足の裏がぴりぴりする……

のイヅツミの表情がすき。猫度が高い……

イヅツミの野性味って言葉に反応してる時の顔も好きです。

マルシル

シスルを思い出させるような、思いつめた表情をするようになってきてる……理性的にズレて、狂っていく様子を見るのはつらいですね。亡くなったお父さんも作ってるし、結構ゾッとする感じに……

そしてライオスに拒絶された時の表情とかも見てられない。誰かなんとかしてくれ……

でも全人類を迷宮に入れちゃうって発想は元からっぽくてえげつないですよね。ライオスはサイコ○スっていう人をTwitterでしばしば見かけましたけど、そういう人たちがいまのマルシルを見たらなんていうのだろうか。

翼獅子、というか悪魔。

ヤギも翼獅子も根本は同一個体ってのは、まあ納得はするけど驚きの新事実。とすると、カナリア隊の活動はもぐら叩きみたいな感じなんですね……しんどい仕事だ……

 

ライオス

迷宮の力が邪悪なものと分かり切っていない状態で

俺はマルシルが笑ってると安心するから

そのためにやれることはなるべくやりたい……

でもシスルのような表情もして欲しくない

迷宮の力を使うのは応援できない

って言えるライオス。これはこれで凄いなって思いますね。もう少し早くから邪悪だと分かっておけよと言う話もありますが……

マルシルのことをよく見ているし、読者の私たちより情報量が少ない中で彼なりにシスルのことを分析しています。

でもその言葉は今のマルシルには届かないっていうのがキツい状況……

今後の展開

最終的にライオスが翼獅子を打倒する、っていうのがスッキリで分かりやすい終わり方とは思うのですが、どうもすんなりそう行くとも思えなくなってきた今日この頃です。

このまま行くとマルシルが討伐されるか世界が終わるかみたいな破滅に向かいそうなのですが、そこでライオスが今までとは違った、悪魔もカナリア隊も拍子抜けするような新たな形で迷宮の主に収まるのかな……というのが予想ではあります。
難しそうし具体的にどうなるかは分からないんですが、ライオスならやってくれるかな……という期待。

でも九井先生は予想を上回る形で打開策をお出ししてきそう。

とにかく年明け、2月には読めるであろう次話が楽しみ……

以下雑記

ハルタについて

相変わらず表紙がいいですね! 真っ白で冬らしさ満開。差し色になる朱色? も彩度が絶妙。

さて、中身ですが『FOOLPROOF』に相変わらず私の脳みそが追い付かない(面白くなるかは五分五分と思っています)のはさておき、新連載の『恋の絶望行進曲』は百合オタク的に気になりますね。タイトルからして悲壮感が漂っていますが、レイは幸せになれるのでしょうか。百合漫画でこういうタイプの子は99%不幸になっている気がしますが。

あと、最近は『あかねさす柘榴の都』も気になっています。何と言うか空気感が好み……うまく言い表せないのですが。最初は単にヨーロッパ(範囲が広い……)の街並みが好きだからって理由かなと思ったのですが、私が前からあこがれてるヨーロッパの街並みってどっちかと言えばイタリアのフィレンツェであったり、あるいはチェコプラハであったりなので、ちょっと違うんですよね。
この作品のおかげでグラナダもかなり行きたくなっています。はよ海外に行きたい……

私が注目している『司書正』も、さらっと主人公の村が焼かれたことが告白されていますが、役目を終えた後に待ち受ける運命と言い辛い予感しかないのはキツいですね。
ちなみに、司書正との問答が繰り広げられる269-270頁の見開きは個人的にとても好きなカットです。次は91号での掲載ということで、続きが楽しみ。

ハルタ以外について

年末進行で体調が死にかけたりしていましたが、いいこともありました。

額を買ったら飾ろうと思います。

それではみなさん、よいお年を……