虫篭

ダンジョン飯について書くブログ。

ダンジョン飯 第82話「マルシル」感想など

この記事何?

ダンジョン飯』の備忘録を兼ねた感想(とちょっとだけの考察)になります。

私がいままで書いてきた『ダンジョン飯』各話の考察やメモについては、カテゴリ一覧の「ダンジョン飯」からお願いします。同作品の考察については、今後もこのカテゴリで記事を更新するつもりです。

misakub0.hatenablog.com

なお、今回取り上げる第82話は、'22年3月19日現在、単行本未収録です。既に読んだ方向けのネタバレありの感想ですので、単行本派の方は気をつけてください。

第82話「マルシル」

「大団円」は「だいだんえん」の方がしっくりくるんですが、「雰囲気」は「ふいんき」でいいよ、と思っています。千年くらいしたら「あらた」と「あたら」の入れ替わりみたいに音位転換して「ふんいき」が優勢になっていたりしないかな。
(ちなみにこのコーナーでは毎回「作者近況」の九井先生のコメントを拾っています。きちんと言ったことはないかもしれないので、一応)

扉絵

ない……扉絵ないのってはじめて?

まあ、そういう過去の事例に関しては詳しい人が言及しているでしょうから(投げやり)、私に言えるのは「驚いた」という感想くらいです。

エルフ、ドワーフ、ノームの指導者層?

「エルフの女王」って書くと演歌のタイトルっぽくてどっかで見た感じだ……と思ってしばらく考えていたんですが、多分「妖精の女王」ですね。

それはさておき、エルフの女王様、格好が凄い……ローブみたいなの羽織っているだけなんですかね。

ドワーフとノームの指導者層っぽい人達も出てきましたね。

ワールドガイド曰く、ドワーフは「王の力がそこまで強くなくて集落単位での結束の方が強いらしい」ので、ここに出てくるドワーフたちがどのレベルの人たちなのかは判然としませんが。
しかし、ドワーフの手元に見えるレバーとか背景に見えるメーターとかは現役の装置っぽいですけど、古代のロストテクノロジーじゃなかったのかな。

ノームもどっちかというとドワーフに近い政治形態に見えますね。こっちは「ザ・魔術師」って感じで部屋の様子は分かりませんが。

ちなみにここまで知っているキャラなしという異常事態、おかげでハルタをバ―――っと捲ってこのページに辿り着いた時は

「あ、この絵はダンジョン飯だ……あれ、でも知ってるキャラ全然おらん……え?……」

と混乱しておりました。いや絵を見ればどう考えてもダンジョン飯なんですけどね……(笑)

まさか島主の顔で安心する日が来るとは思わなかった。

迷宮の「口」を遠く望むシーンと今後の展開

絶望感がヤバい。

この第82話の後半部分は、

アメリカの映画とかでよくある、地球絶対滅ぼすマンなエイリアンが来ちゃうシーンってこんな感じだったよなあ」

と思いながら読んでいました。

扉絵なしの件と言い、先ほど述べた「知ってるキャラ出てこない」といい、明らかに異質な回でしたね。映画の始まりっぽいのに事態としてはもうどうしようもない終わりっぽい感じ……映画ならここから主人公が活躍してくれるんですが。

というわけで、影響が地上にまで拡大してしまってるけど、なんとかしてくれライオス……いや、ライオスが何とかできるのかなというと、マルシルとのすれ違いが埋まらないと無理そうですし、今から埋まったところで間に合うのか不安でしかないわけですが。

この作品の重要な要素である「食事」がまたもウルトラCになりうるのか。次回を戦々恐々として待ちたいと思います。

以下雑記

ハルタについて

春は始まりの季節です。『生き残った6人によると』で始まった最低なレズ(バイだけど)展開で最悪だけど刺さりました。自分の趣味のアレさを自覚しました。

そして、春は別れの季節でもあります。『紙一重りんちゃん』が終わってしまった……この名状しがたい感覚を味わうのも今回で最後かと思うと名残惜しい。

これは多人数絡んでもつれる百合に私が明るくないゆえの思い込みかもしれないですが、どうも百合作品とラブコメの違いとして、あからさまに損する役回りの子が少ないことがある気がしています。まあ百合作品も報われない恋は多いのですが。

新連載で気になったのは『かわいすぎる人よ!』。ちょっと放浪息子を思い出しました。この穏やかなテンポで行くのか、メイやおじさんの内面まで掘るのか……続きが楽しみ。

あと、読切の『花が咲いたよ』。
「相槌で終わったらどうしよ」はヒントでしたが、いつも人に理解力で後れを取る私が途中でオチが読めたのは落語で鍛えられた成果だと思っています……(笑) もっとも、鍛えられたといっても話を調べたり動画で聞いたりしただけなので、生できちんと聞いたことはないのですが。

漫画意外だとハルタ『変』集部録」が再登場してきましたね。初登場時のは引っ張り出してこれば読めるのですが、いま午前1時40分でそれをする気力がありません。蛙亭と「天然鯛の炊き込みご飯の素」はググりました。深夜に見る炊き込みご飯は悪魔的すぎて頭がどうかなってしまいそうです。

www.nadaman.co.jp

 

おいしそう……

 

ハルタ以外について

ウマ娘の4thイベント、1日目に現地参戦してきました。前回のブログ更新をした先月の段階では「有観客で実施されるか、というか開催自体がかなーり怪しい感じ」と懸念していましたが、無事開催されました。

うまぴょい伝説や、アニメ再現でテイオー・ネイチャ・ハヤヒデの3人(と、チケゾーとマチタン)でやったユメヲカケルもよかったですが、
マチカネフクキタルのキャラソン「Lucky comes True!」が聴けたのが一番楽しかったですね……ライブで聴けたら楽しいだろうな、と思っていた曲だったので。

また機会があれば現地に行ってみたい……と思っていたら5月に横浜公演があるらしい。思ったより早かったですね(笑)

書きたいことはありますが、ちょっと諸事情で時間もないので今回はこのへんで。

また次回の更新でお会いしましょう。