虫篭

ダンジョン飯について書くブログ。

ダンジョン飯 第95話「ファリン3」感想など

この記事何?

ダンジョン飯』の備忘録を兼ねた感想(たまに考察も)になります。

私がいままで書いてきた『ダンジョン飯』各話の感想・考察・メモについては、カテゴリ一覧の「ダンジョン飯」からお願いします。同作品の考察については、今後もこのカテゴリで記事を更新するつもりです。

misakub0.hatenablog.com

なお、今回取り上げる第95話は、'23年6月18日現在、単行本未収録です。既に読んだ方向けのネタバレありの感想ですので、単行本派の方は気をつけてください。

第95話「ファリン3」

サクランボ、私は苦手なのです。食わず嫌いなんですけどね……

扉絵

イヅツミがかわいらしい。
扉絵を見たはじめはイヅツミの好きな物で固めたのかな、と思っていたんですが、一応野菜の入った料理が見えるのでそういうわけではなさそう。

王になれ、ライオス

ヤアドが過去一元気になっている……(笑) でも黄金郷の住民たちの余生を考えると、確かにライオスが王になってくれると一番いい形に落ち着きそうですよね。
黄金郷の住民たちのことを知っているし、政治的な欲望から変な扱いをするようなこともしないだろうし……

そしてライオスにしても、故郷に帰ったところであまり幸せになりそうもないし(もともとファリンともども故郷を飛び出してきてる身)、チルチャックの言う通り学者になれるわけでもない、と考えると王になるのも悪くはなさそうなんですよね。

黄金郷で見た夢のようになると幸せなのかもしれないんですが、政治的な面倒ごとを背負いたくはないんだろうな……

ライオス以外の皆の今後

今回は全体的にイヅツミ回でしたね。そして、ライオス隊のそれぞれが今後を想う回。

マルシルのシーンはコミカルに描きつつちょっとグッとくるものがありました。
てか94話で触れられていたカナリア隊の囚人同様、マルシルもこのままいくと再び収監されるんですね。
カナリア隊の囚人や、当初の想定と比べるとだいぶマシな扱いにはなるみたいですが。

ところで、チルチャックがイヅツミと話している脇でガツガツ食べていたデカい犬みたいな生物はなんなんですか……魔物?

ファリゴン飯

「ファリゴン」が地味に衝撃のネーミングだったんですが、ファリン+ドラゴンだからファリゴンなんですかね。この言い回し、初出?(わかる方教えてください)

そしてメニューとしては

  • センシとオークたち担当のミートパイ
  • チルチャックたち担当の、血と小腸で作るソーセージ
  • マルシルとエルフたちが担当の、すねや尻尾の肉で作る煮込み

結構多彩ですね。肉が多めになってしまうのはやむを得ないかなと思っていたら、さすがセンシ、きっちりと野菜を用意していました。

また、ファリンの「肉ではない部位」の消化について、前回の考察記事では以下のように言及しました。

あと、今回は竜部分の消化が目的なので、食べる以外にも鯨油が燃料や潤滑油として、骨は銛の材料や建設資材として用いられた鯨のようにはいかないわけですよね。食べきれるのだろうか……それとも肉部分だけ食べればいいのかな?

まさか植物に食わせるとは……
確かに、食べるのは何も人間じゃなくていいわけですからね。見落としていました。

以下雑記

ハルタについて

『帝都影物語』が完結しました。
以前にも触れたとおり、作画が特に魅力的だと思っていましたし、春宮様と影のふたりはもっと見たかったです。
私一押しの美少女、夏宮さまがしれっととんでもないことを言っていましたが……

『恋の絶望行進曲』も完結。これももっと時間をかけて二人の関係がどうなるか見たかった。ハッピーエンドにはなったみたいで良かったんですが。

『山を渡る』は東鎌尾根。実を言うと私も何年も前に同じところを通ったはずなんですが、もう全然記憶にないですね。こんなに大変なルートだったっけな……

短期連載『教室のアルカイックスマイル』も最終話。大団円を迎え、和田と須藤のふたりは前に進むようになったのでよかったのかな。
八尾くんはどうなのかな……というのも気になるんですが。

ハルタ以外について

〆切がヤバいです。何で夏コミも申し込んでたのに7月にイベント申し込んだんだろう。

それでは、今回はこの辺で。