虫篭

ダンジョン飯について書くブログ。

ダンジョン飯考察 第66話「カレー」

この記事何?

ダンジョン飯』の備忘録を兼ねた考察、感想になります。

当ブログが いままで書いてきた『ダンジョン飯』各話の考察やメモについては、以カテゴリ一覧の「ダンジョン飯」からお願いします。同作品の考察については、今後もこのカテゴリで記事を更新するつもりです。

 

なお、今回取り上げる第66話は、'20年8月5日現在、単行本未収録です。ネタバレしかないので、単行本派の方は気をつけてください。

 

第66話「カレー」

フィッシング詐欺は普通にfishingだと思ってたら違ったんですね。勉強になりました。

扉絵の絵には黄金郷の王族の人が描かれていますね。

 

小競り合い

どさくさに紛れてカナリア隊の一人を蹴りこむタンス。タデちゃんはちぎっては投げをしてたら飛び蹴り食らったりしてますね。

しかしここらへんのコマの密度高くて、描くの大変そうだなとかやっぱ九井先生絵が上手いなとか思いながら読んでました。

カナリア

登場当時は不気味なプロ集団という印象だったカナリア隊でしたが、話が進んで描写が増えるにつれ、厳格な統率が取れているわけではなかったり、ちょっと変わった性格の集団だということが分かってきましたね。

携帯食がパサパサするアレなのは隊長の影響もあるのか、それとも物語の序盤で言われていたように冒険時は食事がおざなりになりがちな面が大きいのか……私は前者の意味合いも大きく感じますが。いまの状態だとミスルンは食にも感心なさそうだもんね。

そして人心の掌握に長けたカブルーは隊長の扱いも上手くなっていくわけですが、それに対するカナリア隊の反応が……なんかこう、ね……じわじわとくるね……

カレー

この世界なら玉ねぎの調理で泣かない魔法とかありそう。

そして382・383頁の見開き。センシとライオスそれぞれの回想、解像度に差があり過ぎる。ライオスはホント魔物以外のことの解像度が低くなりがち……あれだけお世話になった黄金郷の思い出で、人間よりミノタウロスの方が解像度高いのはどうかと思うぞ!

処理能力

複数の魔物のビジョンを処理できるの、魔法的にも脳の力的にもすごくないですか???

シスルの回想

迷宮ができる直前のことが小出しにされてますね。ここが本当に物語の肝になるところなのでめちゃくちゃ気になる。翼獅子も出てきたし……
シスルは本人すら忘れたデルガルとの約束を未だに守り続けてるというわけで、なんかこれって今風に言うとエモいってやつですかね。私はエモいって言葉を使うのはあまり好きじゃないんですが……(どうでもいい)

しかしファリン(キメラ形態)の自我はどの程度ファリンなのだろうか。ライオスたちを攻撃したりしているのを見るに、ファリンとしての自我はあんまり残ってはいないのだろうと思ってましたが、木の実を分け合うシーンとかは結構人間くさい感じのやり取りだったから知性のある獣、と言う感じなのだろうか。わからん。

以下雑記

特になし。