虫篭

ダンジョン飯について書くブログ。

ダンジョン飯考察 第63話「コンフィ」・第64話「ウサギ」

この記事何?

ダンジョン飯』の備忘録を兼ねた考察、感想になります。

本当は単行本9巻収録部分とまとめて一つの記事になる予定でしたが、さすがに単行本に収録された第62話までとそれ以降を一緒にするのはな……となり、分けることにしました。

 

繰り返しになりますが、今回取り上げる第63話及び第64話は、'20年5月20日現在、単行本未収録です。単行本派の方は気をつけてください。

 

 

 

第63話「コンフィ」 

※引用部分のページ番号は、ハルタVol.73のそれになります。

迷宮の”規則”

黄金郷の民を傷つけることができない

  • ヤアドガード発動。キメ顔をするライオス。

「他の生き物に完全に消化されたところで生き返る権利を失う」(375頁)

  • 第52話にて、「有翼の獅子を解放する」→「狂乱の魔術師を倒す」→「ファリンの竜部分を一緒に食べてくれる仲間を探す」という行動方針が策定されている
  • まさかここでもそれが活きるとは……マジで食うことが最大の攻撃手段になってきた。

本棚

本棚って本当に人が出ますよね。形状でそろえると見栄えがいいけど、規則が崩れがちなので……というのは凄くわかる。

ちなみに私の場合ですが、漫画及び小説に関しては
出版社名50音順→作者名50音順→シリーズ(1巻の発売時期が古いほうが先)→巻数
同人誌に関しては
ジャンル→サークル名50音順→発行時期
でソートしています。こうすると書店でも探しやすいので……

 

第64話「ウサギ」

※引用部分のページ番号は、特に注記のない場合ハルタVol.74のそれになります。

有翼の獅子の封印を(半分)解いたライオスたち。しかし有翼の獅子はライオスにどうやって封印されてるかとか教えてくれてなかったですね。教えてくれていてもよかったような気もするが、そこは時間的に制約があったからなのかな。

 扉絵、アンブロシアが木になっていますね。調べて知ったのですが、アンブロシアの語源は古代ギリシア語、神々の食べ物を指す「 ἀμβροσία」だそうです。日本語での意味は「不死」。

古代魔術の研究と検閲

「古代魔術の研究はいつも検閲との戦いだった」(177頁)

(おそらくは魔法学校時代の経験についての)マルシルの言葉ですが、古代文字の研究と検閲について、第46話で語られていましたね。

「最近はもうなんでも検閲検閲で……」(単行本7巻、106頁)

 核心に迫りたくて迷宮に行こうと決意したマルシルの求めてきた答えが、いま彼女の手の中にある……割には冷静に見えなくもない彼女。

迷宮の兎

  •  見た目が全くただの動物な魔物って実はコイツが初めてなのでは?
  • そもそも「ハーピー」みたいな固有名詞がついてない時点で逆に怖い。深層の魔物で単純に情報量が少ない故なのかもしれんが
  • 首を狩る兎、でガルパンのウサギさんチームを思い出したけど、「兎 首狩り」で検索したら、モンティパイソンから端を発した「ヴォ―パル・バニー」ってのがいるのね。
  • dic.nicovideo.jp
    こちらに詳しいです。

 

今後の予定

  • 一度滅んだ古代文明の考察ができれば。古代文字とかも気にはなっている。
  • レシピと栄養とかについても気になるけど、自分でやるよりかは他の人のが読みたい。
  • イヅツミの心理は掘りたい。

以下雑記

ついに本誌に追いついてしまった……!
雑誌連載で漫画を読むのは『キャッチャー・イン・ザ・ライム』以来です。あの時は週刊だったから大変だったけど待つ時間も短くて、今度はほぼ月刊誌ペースなので追うのは楽だけど待つ時間が増えてしまいますね(笑)

 

ではでは。